高血圧が気になる方におすすめの食事療法

MENU

高血圧が気になる方におすすめの食事療法

 

高血圧症の方の食事は、塩分を制限すること、食事から摂ってしまった塩分を体外に排出する手助けをするカリウムを摂ることが、まず挙げられます。

 

高血圧症の方は、1日の塩分量を6g以下に抑えるようにしていただきたいのです。

 

塩分を制限するのは、醤油や塩を使用しないというだけでは、味がない食事でいつも物足りなく、長続きしません。
減塩のポイントを押さえて、無理なく減塩をしていきましょう。

 

1.醤油や塩をしっかり使用する料理は1食に1品にする

 

醤油や塩を主菜、副菜に分散して使用するとすべてが薄味になってぼんやりとした味付けになりがちです。
例えば、主菜を塩焼きにしたら、副菜は酸味を使用する酢の物や、七味和えにする等、塩味以外の酸味や辛味等で味付けを補うようにしましょう。

 

2.塩分が高い調理法を把握して、1食に2品重ねない

 

汁気の多い煮物や、つけ焼き(味噌漬け)や、干物等の塩味を利かせる調理法のもの、汁物を1食の中に2品重ねないことで、塩分量を下げることができます。
例えば、主菜に煮魚、副菜に野菜の煮物のように煮物を重ねると塩分が両方高めになります。
主菜の煮魚を焼き魚にすることで、塩分は1g近く減らせます。

 

3.香辛料や、薬味を使用して塩分を減らす

 

塩分を減らすと、味にパンチがなく物足りなくなりがちです。
わさびや、からし、こしょう等の香辛料や、ネギや大葉、茗荷やショウガ等を利用すると少ない塩分でも満足できる料理を作ることができます。