高齢者向けの食事療法
低栄養の高齢者は寝たきりや要介護になりやすいということをご存知でしょうか？低栄養を防ぐためには、日頃からバランスの良い食生活を心がける必要があります。
中でも重要なのがタンパク質です。
タンパク質は、体の筋肉を作り出す主な栄養素です。
食が細くなり、たんぱく質の摂取量が減少すると、徐々に筋肉量が低下していきます。
筋肉量の低下から足腰が弱り、結果として寝たきり状態に陥ってしまうのです。
そのため、日頃から、食事摂取量の不足を防ぐことが肝心です。
食が細くなったと感じた時には、すぐにでも栄養補助食品を活用することをおすすめします。
近年、ドラックストア等で取り扱われるようになったドリンクタイプの栄養補助食品は、味のバリエーションも豊富で飲みやすくおすすめです。
1本あたりで200kcalほどのエネルギーが補え、なおかつタンパク質もしっかりとバランス良く含まれているものが多く存在します。
その中でも、筋肉の材料となる分岐鎖アミノ酸（BCAA）が含まれているものを選ぶと良いでしょう。
ご購入の際は、商品の栄養素をご確認いただき、タンパク質がしっかりと含まれているものを選択していただけたらと思います。
低栄養による寝たきりは、日頃の積み重ねによって予防できます。
しっかりとタンパク質を摂取し、生涯現役を目標にしましょう。